バリでは各家庭に1本はあると言われている、ボカシオイル。
日本に留学し、EM技術を学んだ、オレス博士。バリ島で、薬効のある植物成分を抽出しEM技術を加え、万能薬として知られるボカシオイルを作い出しました。バリ島のみならず、インドネシア全土でもヒットし有名になりました。すべて自然素材が用いられ、まさに自然のパワーで作られた「万能」オイルです。
【効能】
湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫刺されなどのお肌のトラブルから、除菌抗菌、消炎、血液循環促進、肩こり、腰痛、筋肉痛、神経痛・関節痛の改善、精力向上、消臭、体内に蓄積された脂肪の除去、快適な便通と幅広い。
【使用方法】
湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみなどの皮膚疾患には、その部分にオイルを直接肌に塗る。肩こり、腰痛、筋肉痛などの身体の痛みには、その部分にオイルを塗りながら、軽くマッサージをする。消臭には、気になる部分にオイルを塗る。
咳、腹痛、胃痛、下痢にはコップ1杯の水に、オイルを2、3滴垂らしたものを飲用する。このほか、数滴をバスタブに入れて入浴し、リラックス効果を得ることもできます。
【EMについて】
EM:有用微生物群の英語名、Effective Microorganisms(エフェクティブ・マイクロオーガニズムス)の頭文字から取って付けられた造語で、すべて安全で有用な微生物を80余種共生させた液状の微生物資材のこと。
腐敗型土壌を蘇生させる力を持つ微生物「EM」。アジアのみならず、アメリカ、ヨーロッパでも認められ、環境浄化や産業への応用、さらには農業の収穫アップや高品質維持にも役立っている。抗酸化物質と抗酸化波動がEM効果の基本。
バリ島南部の観光地から北へ約2時間半。ブレレン県のブンコル村に6ヘクタールの広大な敷地を誇るボカシの薬草農園がある。薬草は全て天日干しにし、乾燥させてから使用される。ボカシを語るに欠かせないEM(有用微生物群)も製造されております。そのEMを開発したのは日本人で、琉球大学農学部の比嘉教授である。
【ボカシオイルの成分内容と各効能】
■Oleum Cocos 60%(ココナツ・オイル)
ココヤシの木の実からとれるオイル。肌に潤いを与え、乾燥を防ぐ。
■Oleum Cajuputi 4%(カユプティ・オイル)
インドネシア語でカユは木、プティは白の意味。さわやかで力強い香り。
抗感染、去痰、うっ血・うっ滞除去(主に静脈)。
■Oleum Citronellae 4%(シトロネラ・オイル)
柑橘系の香り。リウマチと関節炎の痛み、炎症、風邪、インフルエンザ、その他の感染症、腸の炎症緩和、頭痛、偏頭痛、神経痛。脂性肌&髪に利用され、デオドラント効果もあるほか、蚊・ガ・ノミ・ハエなどの虫除けとして。
■Oleum Eugenol 4%(クローブ・オイル)
丁子。独特の甘い香り。インドネシアではクレテックなどの丁子煙草にも使用されている。喘息、副鼻くう炎、気管支炎など、肺や気管支の病気一般、関節炎、リウマチ、捻挫、風邪、インフルエンザ、帯状湿疹、感染症予防、消化不良、吐き気、腸内ガス、歯まわりの感染症、その他ウイルスやバクテリアによる感染症一般。催淫特性、落ち込みや頭痛、緊張の緩和、ニキビ、外傷、かいせん、真菌による感染症、水虫、青あざ、いぼ、帯状発疹、蚊よけ。
■Oleum Foeniculi 2%(フェンネル・オイル)
喘息、気管支炎、百日咳など、特に神経性の呼吸困難を起こす症状、神経筋の痙攣、食べ過ぎ、飲み過ぎによる毒素除去、肝臓、腎臓、脾臓の強壮剤、便秘対策、月経前緊張症、少量月経、更年期、授乳期の母乳の泌乳量増加。
神経を元気づける働きがあり、力と勇気を与えてくれる。
たるんだ肌、水分滞留した肌、老化した肌、脂性肌によく、しわを防止する。
■Oleum Cinnamomi 2%(シナモン・オイル)
甘みのあるスパイシーな香り。咳、のどの腫れ、呼吸困難、リウマチ、痛風、循環器と心臓への強壮作用、風邪、インフルエンザ、ウイルス感染、腸内の感染症、消化不良、胃痛、下痢、吐き気、歯痛、生理痛、帯下を和らげる、少量月経を正常化、膀胱炎を緩和、男女の性生活上のトラブルにも効果的。虫さされ、水虫、シラミやイボの除去。
■Oleum Pepermint 2%(ペパーミント・オイル)
喘息、気管支炎(特にから咳)など呼吸器の不調、口臭、鼻炎、鼻づまり、副鼻くう炎、神経痛、座骨痛、関節炎、リウマチ、筋肉痛、動悸・高血圧、風邪、インフルエンザ、コレラなどの熱をともなう感染症、消化不良、ガス滞留、下痢、吐き気(乗り物酔い、つわり)、生理痛、リフレッシュ作用、疲労回復、気持ちを落ち着かせる、精神的な疲れと抑うつ、にきびやオイリー肌、皮膚炎、帯状湿疹、かゆみ、歯痛。